骨粗しょう症とは年齢を重ねるにつれて、骨の中のカルシウムの量が減ったことで骨が軽石のようにスカスカになってしまう状態のこと。骨の強度がもろくなり、骨折を起こしやすくなります。
背骨が変形して腰が曲がり、身長が縮んで老けた印象に見られることにもなりますし、荷物を持ち上げた、つまずいたといったとても些細な衝撃で、足のつけ根や背骨を骨折してしまい、それがきっかけで「寝たきり」になるケースも増加しています。
実際のところ、厚生労働省の調査によると、介護が必要となる人の8人に1人が「骨折・転倒」が原因と言われています。特に高齢の女性は骨粗しょう症になりやすいとされています。